FXで何回か取引をした経験がある方は、よく自動売買というシステムに注目しています。自動売買は手数料は若干高めになるものの、色々なメリットがあるからです。
売買を代行してくれますし、感情に左右されずに取引できるメリットは大きいです。
感情に左右されない自動システム
FXは手動での取引も可能ではありますが、感情に左右されてしまう可能性はあります。
そもそも外貨のレートは、必ずしも自分の思い通りになるとは限らず、時には予想外の動きが生じることもあります。
それで冷静な取引ができなくなり、大きな損失が生じたという実例も少なくありません。
ところが自動売買の場合は、自分で取引をする訳ではなく、システムに任せる形になります。色々な売買ルールがあって、指定の条件を満たした時に自動的に取引をしてくれるので、わざわざ自分で頻繁にクリックをする必要もありません。
まして自動売買というシステムは、感情が入り込むことも無いでしょう。
ある意味ロボットが売買してくれるようなシステムになりますから、冷静に取引を代行してくれる訳です。
コストは高めでも代行してくれるメリットは大きい
ただし自動システムにもデメリットはあって、コストはかかります。
そもそもFXには必ず手数料があって、その代表例はスプレッドです。スプレッドが広ければ手数料も高めになるのですが、自動システムはスプレッドが少々広めに設定されています。
また金融会社によっては別途で取引手数料もかかかります。スプレッドに加えて取引手数料も徴収されるなら、ややハイコストになるでしょう。それでも自動システムを活用している方は多いです。
普段家事や仕事などで忙しい方の場合、なかなか取引の時間を確保できない事があります。取引画面にログインする時間を確保する事さえ難しい方も多いですが、自動売買ならばログインする必要もありません。
ある意味投資信託のような商品であり、ロボットという専門家に売買を代行してもらうことができます。パソコンの電源が入っていなくてもお金を動かせるだけに、手数料も若干割高になるのです。
手動よりも成績が良くなる事も
また自動売買のプログラムによっては、かなり成績が優れている事があります。
プロの思考を採用したプログラムで自動売買を行うと、手動で取引をするよりも利益率が良くなるケースも多いです。
成績が優秀であれば、たとえコストが少々高めでも資産を増やしやすくなるでしょう。優秀なロボットに代行できるメリットは大きいですし、自動売買に着目している方も少なくありません。